パナソニックのリアビューカメラCY-RC100KDを取り付けました。
NV200は見切りはいいので車庫入れも楽ですが、バックカメラがあると死角の子供や障害物などの事故防止に役に立ちます。
パナソニック CY-RC100KD
バックカメラはたくさんの種類がありますが、視野角が広くてきれいに写りそうなパナソニックのCY-RC100KDを購入しました。
付属品一式。レンズはむき出しなので、作業中は養生テープを貼っておいたほうがよさそうです。
コネクタ接続部分。カメラ側が外径約9mm、ケーブル側は外径約13mmでした。
コネクタが少し大きめなので、車種によっては蛇腹ゴムなどの通線に苦労しそうです。
バックドアトリム(内張り)の取り外し
バックドアアシストベルトを先に外しておきます。12mmのボルトです。
バンのトリムはクリップで留まっています。クリップが固いので内張りはがしのような工具があると楽です。
バックドアガーニッシュの取り外し
バックドアガーニッシュは、10mmのナット4箇所とクリップ2箇所で留まっていました。内側からナットを外して外側から引っ張ると外れます。ガーニッシュ周辺はキズ防止に養生したほうがよさそうです。
カメラの取り付け
NV200はリアガーニッシュにカメラ用と思われる切り欠きがあるのでそこに取り付けます。
カメラのケーブルは、ナンバー灯の配線のグロメットへ通しました。
グロメットを外してケーブルの細い部分までスライドすると、カメラのケーブルも簡単に通りました。
カメラ本体は後で位置調整するので仮止めしておきます。
室内側の配線
室内側はナビから助手席とリアのスカッフプレートを外して引き回しました。荷室のトリムも外して、Dピラーの上までケーブルを持ってきます。Dピラーの中は鉄板が2重になっているようで少し苦労します。
ピラーの中は走行中にカタカタと音が出ないよう、ケーブルにエーモンのハーネス結束&保護テープを巻きました。
蛇腹ゴムの通線
針金や配線ガイドを使って、蛇腹ゴムの中を通していきます。ガイドとコネクタが外れないようにテープを巻いて、すべりをよくするためにシリコンスプレーを極少量吹いておきます。
バックドア側がキツかったですが、シリコンスプレーのおかげで意外とすんなりとコネクタが通りました。
あとはバックドア内を通線するだけです。ここもクッションテープを巻きました。
カメラ側のコネクタと接続して、既存の配線に沿って結束バンドで固定します。
電源の取り出し
説明書ではACC電源に接続するように書かれていますが、常時カメラの電源が入っていると寿命が短くなりそうなので、バック時のみオンになるようにしました。
バックランプから電源を取るのが一般的ですが、配線がナビ付近まで来ているのでリバース信号線から取りました。自己責任になりますが、消費電力も70mAと少ないので問題なさそうです。
カメラ取り付け位置の調整
カメラを仮固定して、ガーニッシュに当たらずリアバンパーが少し写り込む位置へ調整します。ガーニッシュを付けたり外したり、実際の映像を確認したりと結構手間がかかりました。クリップ2個は外しておくと楽です。
位置が決まったら、接着面をシリコンオフで脱脂して両面テープで取り付けます。
完成です。ガーニッシュが少し映り込む位置になりましたが、十分な範囲が写るのでそのままにしました。ステーを加工すればもう少し下側に付けられそうです。
リツくん