iPhoneをCarPlayにつなぐと音楽が自動的に再生されます。普段は便利な機能ですが、同乗者がいるときなど音楽をかけたくないこともありますね。
iPhoneやCarPlayには自動再生の設定はありませんが、ショートカットアプリのオートメーションで、自動再生を止めることが出来ました。
ショートカットアプリで自動再生を停止
ショートカットアプリには、オートメーションという条件の変化に対してデバイスを反応させる機能があります。
CarPlayに接続したという条件に、再生を一時停止するというアクションを指定すれば、自動再生を止めることができます。
CarPlayの自動再生を止めるオートメーション
ショートカットアプリを開いて、個人用オートメーションを作成します。
新規オートメーションからCarPlayを選択。
接続にチェックを入れます。
次に実行するアクションを追加します。
メディアから、再生/一時停止を選びます。
再生/一時停止は、一時停止に変更します。
確認なしでアクションを実行するため、実行の前に尋ねるはオフにします。
CarPlayに接続されたときに、再生を一時停止するオートメーションができました。
動作の確認
実際にCarPlayにつないでみると、オートメーションを実行した通知が届いて、自動再生はされなくなりました。
と、思いましたが、数日試してみると、なぜか再生されてしまうときもあります。接続のタイミングで、オートメーションの動作前に再生が始まっている感じです。
ここまでのオートメーションで再生が止まれば、次の追加のオートメーションは必要ありません。
追加のオートメーション
オートメーションには同じ動作を繰り返すスクリプティングがあるので、停止の動作をしばらく繰り返すようにしました。
スクリプティング繰り返すを追加します。
繰り返す回数は、とりあえず3回にしました。
スクリプティングは、繰り返しても一瞬で終わってしまうので、待機を追加します。
時間は最短の1秒です。
動作の再確認
停止を繰り返すオートメーションを追加したので、再生されてしまったときも1秒ほど曲が流れて止まるようになりました。
オートメーションが動作する前に曲の再生が始まるときがあるので、完全に無音にするのはむずかしそうです。
リツくん