車のスライドドアは、乗っているうちに重くなったり、ゴロゴロと異音がするようになってきます。
電動スライドドアだと気にならないのかもしれませんが、NV200のように手動だと、ドアの重さやゴロゴロした感じがもろに伝わってきます。
大抵の場合は、砂が噛んだり、グリスが切れているだけなので、掃除してグリスアップすればスーッと動くようになります。
この記事の目次
スライドドアにおすすめのグリス
スライドドアのローラーは金属のほかに、プラスチック製のものが使われていることも多いです。グリスの種類によっては樹脂やゴムに悪影響があるので注意が必要です。
KUREのシリコングリースメイトは、製品説明にゴムやプラスチックにも使用できます。と記載があるので安心です。ペーストもありますが、スプレータイプが注油しやすいと思います。
レールの掃除
グリスアップの前に上中下3本のレールを掃除しておきます 。ここで砂を噛んでジャリジャリしてることが多いです。
雑巾で古いグリスや汚れを拭き取ります。汚れがひどいときは、クリーナーを使ってください。
ローラーのグリスアップ
レールの掃除が終わったら、ローラーをグリスアップします。スプレーノズルを近づけて少量吹き付けるだけです。
NV200の場合は、上部ローラー2ヵ所、中部3ヵ所、下部3ヵ所のローラーが使われていたので、それぞれ注油していきます。
上部
中部
下部
注油が済んだら、ドアを何回かスライドして馴染ませると、スルスルと軽く動くようになります。はみ出した余分なグリスは拭き取っておきます。
今回はゴロゴロ音が気になって掃除したので重さは感じてなかったのですが、それでもメンテ後はスライドドアが軽くなりました。
リツくん
重くなる前に、定期的にメンテするのがよさそうです。