スライドドア、クォーターパネル、バックドアに、制振材と断熱材の施工をしました。
施工後は、ロードノイズの低減や、断熱効果など、多少効果が出たように感じます。
この記事の目次
使った制振材、断熱材
エーモン 制振シートスタンダード2360

制振材は、ドアアウターパネル用の、エーモンの制振シートスタンダード2360を使いました。

車の天井の制振は、停車中の雨音の対策になりますが、ドアパネルやクォーターパネルの制振は、停車中は特に効果がないのと、あまり量を使うと車が重くなるので、短冊状にカットしてポイントで貼り付けることにしました。

東レペフ

断熱材は、ルーフの断熱にも使った、10mm厚の東レペフを使いました。
スライドドア
制振材の施工

スライドドアの中は雨水が入るので、スクリーンが張ってあります。一度、スクリーンを剥がして、制振材を貼りました。
スクリーンはブチルゴムで付いているので、ヘラなどでなるべく除去して、残ったブチルゴムは、シリコンオフやパーツクリーナーで溶かすようにするときれいになります。
リツくん

ドアパネルを脱脂して、制振材を貼り付けていきます。
脱脂はシリコンオフなどを使って、しっかりしないと制振材が剥がれやすいです。

制振材を貼ったら、スクリーンを張り直します。
スクリーンについたブチルゴムは取るのが大変なので、適当な厚手のビニールを使って張り直しました。

ブチルテープは、スワンボンドNo.9500を使いました。5m巻きだと、左右のスライドドアにスクリーンを張っても余裕がある長さです。
断熱材の施工
スクリーンが張ってあるように、ドアノブの隙間などから雨水が入るので、ドアの中に断熱材は入れない方がよさそうです。
リツくん

断熱材の東レペフをドアパネルの形状に合わせてカットして、ビニールと羽目板の間に入れることにしました。
使ったのは、接着剤付きの東レペフですが、羽目板で挟んで固定しています。
クォーターパネル
制振材の施工

パネルを脱脂して、制振材を貼り付けていきます。

クォーターパネルは雨水は入らなそうなので、制振材を貼った上から東レペフを貼り付けました。
手を入れづらいですが、なるべく奥の方まで東レペフを貼りました。
ここは、余裕があればグラスウール系の断熱材をもっと入れてもよさそうです。

バックドア
制振材の施工

バックドアも脱脂して、制振材を貼り付けていきます。
断熱材の施工

バックドアはスクリーンは張ってありませんが、ガーニッシュの隙間などから水が入る可能性がありそうです。
隙間に断熱材を入れたくなりますが、スライドドアと同じように、トリムパネルとドアの間に東レペフを挟むことにします。
スライドドアと同様に、東レペフを切りだして、羽目板の間に入れて挟んで固定しました。
制振材、断熱材の効果
エーモンの制振材は、合計で3枚使いました。2.2kg程の重量増です。
ドアを閉めたときの音は、重い音に変わりました。走行中の騒音も少し静かになったような気がします。
断熱材は、隙間なく全面に貼ることができないので、効果はそこまで高くはないと思いますが、細かな積み重ねが効くことに期待します。
リツくん