NV200にはマップランプがありません。ルームランプだけだと何かと不便なのでマップランプを増設しました。
取り付けは、ルーフライニングをカットする必要がありますが、電源は助手席のピラーから取れるので、それほど大変ではありません。
リツくん
使用したマップランプ
同じNV200でもe-NV200にはマップランプが付いているようなので、同じタイプを探して純正風にしました。パーツNo.26430-BC00Bです。
今回は、ハーネスの付いた中古が見つかったのでそれを使いました。キューブ Z12のものです。セレナ C26なども同じ形状です。
新品も中古も価格はあまり変わらないのでどちらでもよいと思いますが、ハーネスが付いていると少し手間が減ります。
マップランプの配線
Aピラーから電源を取るので、適当な長さにマップランプの配線を延長します。
余っていたギボシをカットしてスプライス風に使いました。ハーネスが無い場合は、端子にハンダ付けで配線し、ケーブルの途中をカプラーで取り外しできるようにしておきます。
ケーブルは3本で、この個体は緑がドア連動マイナス線、黒がアース、黄色が常時電源でした。取り付けの際は必ず実物で確認してください。
ルーフライニングは外さなくても取り付けできると思いますが、制振、断熱の施工時にマップランプを取り付けたので天井がむきだしです。
NV200 ルーフの制振、遮熱、断熱材の施工助手席側Aピラーにルームランプの配線があるので、スプライスやエレクトロタップでマップランプの配線とつなぎます。黄色が常時電源、白色がドア連動のマイナス線でした。絶縁も確実に。
アースはルームミラーの付け根付近のボルトに共締めしました。一度マップランプをつないで動作チェックしておきます。
キーレス受信部の位置調整
マップランプの取り付け位置を考えると、キーレスの受信部(ルームミラー付近の黒い箱)が干渉しそうな微妙な場所にあります。(取り付け位置によっては当たらないかもしれません。)
一度、ステーから外して、10mm程前方にずらして結束バンドで固定しました。キーレスの感度に影響があるのかどうかはわかりません。
後で緩んだりすると面倒な場所なので、多少大袈裟に。
マップランプの型取り
ルーフトリムにマップランプを取り付ける穴を開けるため、マップランプの型を取ります。単純な形だったので大まかに測って調整しました。
簡単に図面を作ったので同じ作業をするようでしたらお使いください。
ルーフライニングの穴開け
型紙に穴を開けて、位置を調整していきます。前すぎるとキーレス受信部に当たり、後ろすぎるとトリムの形状で、ランプとの間に隙間が開きそうです
位置が決まったら、穴の位置をけがいて。
カッターで慎重にカット。
完成
ルーフライニングを戻して、マップランプを取り付けたら完成です。
もともとランプがなく暗かったので、3個点灯するとかなり明るく感じます。乗り降りの際や、落とし物をしたときなど、やはりマップランプがあると便利です。
マップランプの電球をLEDに交換しました。
車のルームランプを明るい電球色(暖色)のLEDに交換