雨の日は運転がしづらいこともありますが、そのほとんどは視界の悪さが原因ではないでしょうか。
今回はフロントガラスを手軽に撥水できる、撥水ワイパーを紹介していきます。
フロントガラスを撥水すると視界がよくなって、雨の日の運転がとても楽になります。
フロントガラスの撥水
フロントガラスを撥水する方法は、撥水ワイパーを使う以外にもガラコのように自分で塗るものや、ディーラーや専門店で施工する方法などがあります。
自分で塗るものは、手軽な反面、定期的に塗る必要があったり、専門店で施工するものは多少コストかかってしまいますね。
ワイパーによる撥水
撥水ワイパーのメリットとして、交換後は塗り直す必要もなくゴムの寿命まで効果が続くので、僕のようにめんどくさがりな人や時間のない方におすすめです。ゴムだけの交換であればそれほどコストもかかりません。
撥水ワイパーのデメリット
撥水ワイパーのデメリットとして考えられるのは、ワイパーの払拭範囲外は撥水しないことがありますが、特に気になることはありません。
PIAA 超強力シリコート
撥水ワイパーはいくつかのメーカーから発売されていますが、僕はいつもPIAAの超強力シリコートを使っています。
シリコンを配合したゴムの効果で撥水して雨をはじいてくれます。
ワイパー交換の種類
ワイパーの交換は、ブレードごと交換する方法とゴムだけ交換する方法があります。
ブレードにサビなどの劣化がなければ、ゴムだけ交換すれば十分です。
そのほかに、エアロ形状のエアロヴォーグというブレードもあります。スッキリしたイメージになるので、ブレードごと交換する場合はこちらもおすすめです。
ワイパーや替えゴムのサイズは車ごとに違うので、適合情報を確認して合ったものを選んでください。
参考 適合情報同意書|PIAAPIAA株式会社ワイパーゴム交換方法
簡単にワイパーの交換方法を紹介します。慣れればなんでもない作業です。
ブレードを固定しているクリップにストッパーがあるので、ストッパーを押しながらスライドするとブレードが外れます。
ブレードごと交換する場合は、新しいワイパーに付け替えれば完了です。
ブレードを外したらアームはそっと倒しておきましょう。ガラスとの間に布を挟んでおくと完璧です。不意にブレードが倒れてガラスにキズがつくと悲しくなります。
ワイパーゴムの片側にはストッパーの穴があり、ブレードのツメと固定されているので、引き抜いて外します。
外したときと同じ方向からゴムを取り付けます。ストッパーがある方が車両に取り付けたときに下側になります。方向を間違えると、ワイパーを動かしたときに遠心力で飛んで行ってしまうかもしれません。
ほかのツメもゴムの溝とずれていないか確認しておきましょう。
ブレードをアームに付けたら完成です。
撥水コーティング
交換が済んだら、ガラスが乾いた状態でワイパーを5分間作動させ撥水コーティングします。
砂埃などがあるとキズの原因になるので、乾拭きの前にガラスはキレイにしておきましょう。
コーティングが終わると雨をはじくようになります。
油膜がひどい場合は
フロントガラスの油膜がひどいときれいに撥水しないこともあります。そんなときは、一度、油膜を落としてあげれば大丈夫です。
油膜を取るときは、定番のキイロビンを愛用しています。
キイロビンゴールドや、クイックマジックゴールドなど、少し高価なものもありますが、スタンダードなキイロビンでも十分きれいに油膜を落とすことができます。
リツくん
さいごに
フロントガラスの視界がよくなると、雨の日の運転がとても楽になります。
撥水ワイパーは基本的にノーメンテで撥水効果が続くので、時間のない方におすすめです。
フロントガラスの撥水を1度もしたことがなければ、ガラコのような撥水剤を試してみるのもよいと思います。
リツくん