NV200の天井に制振材(レアルシルト)の貼り付けと断熱材(東レペフ)を入れました。
制振材の効果はおおきくて、雨音などがかなり静かになる印象です。
この記事の目次
ルーフライニングの取り外し
NV200 バンの荷室側のルーフライニング(天井の内張り)は、すべてクリップで留まっているので簡単に外すことができます。
フロント側は、クリップと一部両面テープのほか、ルームランプとルームミラー、サンバイザーを外す必要があります。ミラーとランプはプラスドライバーで外れます。
サンバイザーはT30のトルクスです。
バイザーの受け側はマイナスドライバーを差し込みながら90度ひねると外れます。
リアのアシストグリップも邪魔になるので外しておきます。あとは、Aピラーのトリムとウェザーストリップを少し浮かせば、ルーフライニングが後ろ側に引き出せます。
制振材(レアルシルト)の貼り付け
天井は夏場に高温になることを考え、制振材は耐熱温度の高いレアルシルトを使いました。
車中泊、キャンピングカーに適した、断熱材、制振材の考察レアルシルトを貼る位置を決めて、カットしていきます。
普通のカッターでも切れなくはないですが、ロータリーカッターだと簡単に切れるのでおすすめです。
貼り付け面をシリコンオフで脱脂して、レアルシルトを貼り付けていきます。一応、ローラーで圧着しておきました。
レアルシルトは、300x400mmを6枚弱使いました。ざっくりと天井面の40%弱をカバーしている計算です。効果が高いのでもう少し少量でもよさそうです。
レアルシルトの効果
レアルシルト施工前後で比較をしました。
外からルーフを叩いた音は、低い音に変わっています。擬似的な雨音も高い音が減っているのがわかります。水をかける量が少し多すぎたかも知れません。
遮熱、断熱材の施工
断熱材は、施工性や結露の問題などを考慮して東レペフの10mm厚を使いました。輻射熱の対策は厚手のアルミホイルを入れて、空気層はエアキャップを使いました。
車中泊、キャンピングカーに適した、断熱材、制振材の考察外側から、ボディ > エアキャップ > アルミ箔 > 東レペフ > ルーフライニングの順番です。
アルミホイルはアウトドア用の厚手のものを使いました。作業中に破れる心配はありません。
ルーフの形に東レペフをカットして、粘着面にアルミホイルを貼り付けていきます。
エアキャップを数カ所両面テープで止めて、遮熱、断熱材の完成です。
ボディへの固定は、アルミガラスクロステープを使いました。
東レペフとアルミガラスクロステープの相性が悪かったので、多めに接着しています。どうしても着きが悪いところは、接着剤をテープに薄く塗って止めました。
前席部分は、垂れ下がり防止に中央で2分割して貼りました。
テープを貼っていない部分があるのは、増設したマップランプのショートを避けるためです。
NV200 マップランプの取り付け前席側のルーフライニングを戻して完了です。荷室は、板張りする予定なのでしばらくこのままです。
施工したのは2月ですが、寒さが少し和らいだ感じがします。夏場に遮熱の効果が出てくれることを期待します。
天井を羽目板で板張りにしました。
NV200 車の天井を羽目板で板張りにしました