僕は普段、車中泊をするときはポータブル電源を使っています。今回は、新しく購入したPowerArQ miniが想像以上によかったので紹介していきます。
ポータブル電源は、車の中だけでなく家やキャンプ場など、どこへでも持ち運べて手軽に使えるのもよいところですね。
PowerArQ miniのスペック
サイズ | 約W230xH200xD135mm (実測) |
重量 | 3.5kg |
容量 | 311Wh / 86,400mAh |
出力 | ACx1 100V 60Hz 200W (ピーク400W) DCシガーx1 13.3V 10A USB-Ax2 |
付属品 | ACアダプタ、シガーソケットケーブル、MC4ケーブル |
PowerArQ miniは小型のポータブル電源です。しっかりしたハンドルが付いていることもあって、持ち運ぶときも重さはほとんど気になりません。
小型ですがバッテリー容量は311Whあります。Whは1時間当たりの消費電力量なので、単純計算で、100Wの消費電力で3時間、50Wだと大体6時間使えるくらいの容量です。実際には変換効率やロスがあるので、8割ほどに落ちると思います。
スマホやカメラ、パソコンやモバイルバッテリーの充電、扇風機や照明など使うのには十分な容量です。
PowerArQ miniのよい点
消費電力の表示
実際に使ってみて便利に感じたのは、使用中の消費電力が表示される点です。最近では当たり前なのかもしれませんが、前に使っていた機種ではこの機能はありませんでした。
小型の扇風機をつないでみたところ、18Wの消費電力でした。
あくまでも目安ですが、消費電力がわかるとバッテリーの残量から残りの駆動時間が計算できて便利です。
液晶バックライトの消灯
車内でポータブル電源を使うときに、液晶表示が明るいと意外と目障りに感じることがあります。Power ArQ miniの液晶は、操作時にバックライトが点灯し、その後15秒程で消灯します。
バックライトが消えるだけで、使用中は液晶表示は点いたままなので、日中であれば近づいて確認することができます。DISPLAYボタンを押せば、バックライトが15秒程点灯します。
使用中は、各出力のボタンがグリーンに点灯するので、電源が入っているのかわからないということもありません。明るさも程よい明るさです。
充電時はブルーのLEDが点灯します。
充電ケーブルの付属
1泊2日程度であれば、車内で充電することはあまりないですが、長期で旅行するときは、走行中に充電する必要がでてきます。
PowerArQ miniは、シガーソケットの充電ケーブルが付属しているので、すぐに車内で使うことができます。ケーブルの長さも3.4mと長めなので困ることもなさそうです。
同じ場所に停滞するときは、ソーラーパネルもあると便利ですね。災害時にも役立ちそうです。
充電時間
ポータブル電源を車中泊で使うときに気になるのが、走行中にどのくらい充電に時間がかかるかという点です。
シガーソケットでの充電
12Vでシガーソケットから充電したときは、INPUT 36Wの表示でした。
取扱説明書に付属のシガーケーブルで充電時間8.5時間と記載がありました。だいたいそのくらいの計算です。
この位の早さで充電できると、旅行の移動時などの走行中の充電で実用できると思います。
ACアダプタでの充電
ちなみに、ACアダプタから充電したときは、INPUT 64Wの表示です。
付属のACアダプタは、20V 3.5Aの出力です。
AC出力は200W
ACコンセントは200wまで対応しています。扇風機や電気毛布などは問題なく使えます。
ドライヤーは使えませんが、ヘアアイロンは消費電力が低めのものは使うことができます。女性には大事なポイントかもしれません。
家にあったヘアアイロンをつないでみると、60W~110Wくらいで、動作しました。
USBポート
Power ArQ miniのUSB出力はUSB-Aが2口です。
USB PD (Power Delivery)を使いたい場合は、Anker PowerDrive Speed+2-1 PD & 1 PowerIQ 2.0(出力30W)をシガーソケットに挿しておくと便利です。
シガーソケットタイプのチャージャーは、ポータブル電源がなくても車内で単体で使えるのもよいところです。
リツくん