NV200 スチールホイール (鉄チン) をシャシーブラックで塗装

スチールホイール シャシーブラック塗装

スタッドレス用のスチールホイール (鉄チン) をブラックに自家塗装しました。中古で購入したホイールはサビがありましたが、サビを落としてあげればキレイに塗装ができます。

MEMO
サビがあると作業が3倍くらい大変になるので、塗装するときはサビのないものがおすすめです。

サビ落とし

スチールホイール

中古の鉄チンホイール。サビが浮いています。

スポンジヤスリ研磨材

スポンジ研磨材と電動ドリルで使える軸付きの研磨材を使って、サビを落としていきます。

スチールホイールのサビ落とし

穴部分のサビ落としは、ドリル用の研磨材がぴったりフィット。

注意
鉄粉が飛ぶので念のため保護メガネをした方がよいです。
スチールホイールのサビ落とし

スポンジヤスリでサビを落としていきます。特にサビの酷いところは180番の耐水ペーパーも使いました。凹凸があると塗装に響いてくるのでなるべく平らにします。

足付け

サビを落としたら、塗装面全体も600〜1000番くらいのヤスリで磨いて塗装の足付けをしていきます。鉄チンなので多少適当ですが、あまり荒いと塗装後にヤスリ跡が浮いてしまいます。

MEMO
足付けは、塗装面に細かなキズを付けて表面積を広げ、塗装の食い付きをよくすることです。

足付けには、スコッチ・ブライト スカッフソフト7398 を使いました。スポンジタイプのヤスリは作業性がよくおすすめです。耐久性もホイール4本くらいではまったく問題ありませんでした。

スチールホイール 塗装前の足付け

サビ取りと足付けが終わりました。

洗浄、脱脂

スチールホイール 洗浄

ゴミや油分を落とすため、中性洗剤で洗ってよく乾燥させます。乾いたら、シリコンオフを使って脱脂をします。油分が残っていると塗装がうまくのらないのでしっかりと脱脂します。

塗装

プライマー

足付けと脱脂がちゃんとできていれば不要だと思いますが、念のためにプライマー (ミッチャクロン)を使いました。ミッチャクロンを軽く吹いてよく乾かします。

スチールホイール プライマー塗布

シャシーブラック

塗装は、ソフト99のシャシーブラックを使いました。ホイールの表だけなら、厚めに塗っても2本あれば足りると思います。

シャシーブラックは、油性と水性のものがありますが、耐久性、耐衝撃性が高そうな油性のタイプです。乾燥も水性より早いので作業性もよいと思います。

スチールホイール シャシーブラック塗装

塗装は、厚塗りしないで薄めに塗っていき、3〜4度塗りくらいで仕上げる感じです。

薄塗りを繰り返して、最後の塗りのときに、厚塗りして垂れる寸前まで吹くとキレイにツヤが出ます。

スチールホイール シャシーブラック塗装

ツヤツヤに仕上がりました。よ〜く見ると、多少のムラ、タレがあります。

屋外で塗るときは、できるだけ風がない日がよいです。風が強いとホコリだらけになってしまいます。それでも塗っているとホコリは付いてしまうので、2度塗り、3度塗りの前にはエアダスターでホコリを飛ばして塗りました。

12月の寒い時期に塗ったので、スプレー缶はお湯につけて暖めて使いました。塗料がキレイに噴射されるようになります。暖めるときはお湯の温度には注意してください。

完成

スチールホイール シャシーブラック塗装

タイヤを組んで完成です。

足付けと脱脂をしっかりやっておけば、塗装でよっぽど失敗しない限りはそこそこの仕上がりになると思います。今回はツヤのあるシャシーブラックですが、ツヤ消しブラックならもっと簡単です。

NV200用 ホイールセンターキャップ

センターキャップ 40342-8N000

オーナメントディスク / センターキャップも付けてみました。(パーツNo 40342-8N000) 古いサニー用だと思いますが、同じ4穴P.C.D114.3なので問題なく付きました。

ホイールナット

黒のホイールナットも新調しました。NV200は、M12xP1.25です。

リツくん

キャップと黒いホイールナットがつくと、締まった感じになりますね。

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