冬の山道を走っていると路面の凍結が気になります。車内でぬくぬくしていると気付きにくいので、凍結の目安になる外気温計を取り付けました。
路面の凍結は、外気温が3度以下になると起きやすいそうです。
参考 冬は路面の凍結に要注意!スタッドレスタイヤへの履き替えを!この記事の目次
カシムラ AK-109
AK-109 車内外サーモ/株式会社カシムラ
後付けの温度計は沢山が種類ありますが、取り付けたのは、カシムラAK-109です。温度センサーは、車内が2m、車外が3mと比較的長めです。※生産終了になったようです。
車外温度センサーの取り付け
温度センサーの設置場所が悪いと、エンジンの熱の影響などで正確な温度が測れません。
外気温計が純正で付いている車は、フロントバンパー裏や、サイドミラー下側に温度センサーが付いている事が多いです。
フロントバンパー周辺に仮設置して、エンジンやラジエターの影響を受けない場所を探してみます。
バンパー開口部で試しましたが、信号待ちなどの停車中にエンジンルームの熱で温度が上がってしまいました。影響の少なそうなバンパー端に移動しましたが、それでも温度が上がります。
ナンバーを外してみると、バンパーに少し空間があったのでそこに付けてみました。ここは停車中も温度が上がることもなく影響も少なそうなので、取り付け場所はここにしました。
配線
室内からエンジンルームへは、配管の隙間から通しました。
一応、水が伝わらないように、エンジンルーム側の配線を低くしておきます。
ケーブルは、コルゲートチューブで保護しておきました。配線はストラットタワー側から回してバンパーまで持ってきました。温度計を付ける場所にもよりますが、3mの配線はギリギリです。
センサーに両面テープが付いていますが、貼り付けると熱を拾いそうなので結束バンドでぶら下げておきます。
コルゲートチューブの厚みで、そのままだとナンバーが付かなくなったので、ナンバーフレームで逃げることにしました。
星光産業 ナンバーベース EX-198を付けました。シンプルで後付けの違和感も少ない製品です。
車内温度センサーの取り付け
オートエアコンが付いている車では、ダッシュボードにスリットがあり、温度センサーが付いていることが多いです。
車内のセンサーは、直射日光が当たらず、エアコンの影響を受けず、適度に空気が循環する場所がよいと思います。
一時的にハンドルコラム下にぶら下げておきましたが、ヒーターを付けるとダッシュボード全体が暖まり、その温度を拾ってしまうようです。一度暖まると窓を開けても温度が下がりません。
室内の温度センサーは、取りあえずサイドブレーキ付近で様子見です。
電源の取り出し
電源は、エーモンのヒューズ電源と電源ソケットを使って取りました。足下で邪魔にならないように配線をまとめます。
ヒューズからの電源取りだしは差し込む向きだけ注意が必要です。
完成
配線を絡まないようにうまくまとめて、本体を両面テープで固定して完成です。
精度は±2℃なので、路上の温度計と比べて傾向をみておくとよさそうです。