車中泊するときに必要なカーテンやシェード。以前、プラダンを使ったシェードの作り方を紹介しましたが、今回はフロントウィンドウ用のカーテン、NAPOLEX NST-1を紹介します。
リツくん
NAPOLEX NST-1 車中泊用カーテン フロント用3枚セット
NAPOLEX NST-1 車中泊用カーテンは、フロントガラス、運転席、助手席の窓用の3枚構成になっています。
サイズは、フロントウィンドウ用が約1m80cm x 70cm、運転席と助手席用が約1m x 70cmです。
カーテンは少し光沢のあるサラサラとした手触りの生地で、薄手ですが遮光性は高いようです。
各カーテンにはたるみを調節するひもとコードロックが付いていて、カーテンどうしは面ファスナーを使って連結できます。
トリム(内張り)に取り付けて、ひもを掛けるためのフックも付属しています。
カーテンの取り付け場所
今回紹介するカーテンは、フロントウィンドウ、運転席、助手席に取り付ける3枚のタイプですが、ほかに、前席と後席を仕切るタイプのカーテンもあります。
どちらもそれぞれいい所がありますが、特に小さな車では前席用3枚カーテンがおすすめです。
- 前席を荷物置き場として使える。
- 前席が外から見えない。
車中泊をしていると、なにかと荷物が多くなってくるので、前席にバッグなどが置けると車内を広く使うことができます。NV200の用に座席をテーブルとして使える車だとなおさらです。
3面の窓をふさぐので、外から前席が見えなくなり防犯面でも少し安心です。
- 取り付けに時間がかかる。
- 付けたまま運転できない。
デメリットは取り付けが少し面倒なところです。これは、慣れてしまえば数分で取り付けできるので、そこまで大きなマイナスポイントではありません。
カーテンを付けたままにしたい場合にも不向きです。
リツくん
カーテンの取り付け方
フロントウィンドウ
フロントウィンドウ用のカーテンは、サンバイザーを利用して取り付けます。
カーテンにループ状のひもが付いているので、サンバイザーのストッパーに引っ掛けます。
NSTILE by NAPOLEX NST-1 – 取扱説明書
カーテンの両端は付属のフックをピラートリム(内張り)にはめて、そこにひもを掛けるのですが、
NV200の場合はピラートリムの位置が低いので、フックは使わずにサンバイザーのアーム側の根元に掛けています。
付け終わったらコードロックでひも引っ張って、カーテンのたるみを調節します。多少強めに張った方が隙間が減ります。
運転席、助手席の窓
左右の窓用のカーテンも、ひもをサンバイザーに掛けています。
Bピラー側は、そもそもピラートリムがないので、アシストグリップに掛けて固定しています。こちらもひもとコードロックでたるみを調整します。
窓の上部に少し隙間が空きますが、この辺りはよく考えられていて、カーテンの途中に縫いつけられているプラスチックの板をウェザーストリップに差し込んで固定することができます。
カーテンの取り付け完了です。
カーテンの使用感
日中に使った場合はこんな感じになります。後ろの窓5面は、プラダンのシェードを付けています。
【車中泊】 プラダンを使った窓用目隠しシェードの作り方いろんな車種に使える汎用性のあるカーテンなので、多少の隙間はできますが気になるような大きな隙間はありません。
車中泊用として、就寝時に街灯の灯りをさえぎるような用途であれば、十分な遮光性があります。プライバシーの確保としても十分です。
リツくん
長く使うことを考えると、断熱効果の高い市販のシェードを買ってしまうのもいいですね。