車中泊するときに温湿度計は使っていますか?
体感では気づきにくい温度や湿度の変化も、温湿度計があるとひと目でわかります。
車内の温度や湿度がわかると体調管理や車内の換気の目安になり、車中泊にとても役立ちます。
この記事の目次
車中泊には、温湿度計があると便利
クルマのなかは1日のうちでも、温度、湿度が大きく変化しています。
体感だけでなく実際の温度や湿度がわかると、熱中症の予防や体調管理をすることができますね。
結露がおこりやすい冬の車中泊では、換気の目安にもなるので結露対策にも役立ちます。結露はカビの原因になるので、なるべく減らしたいものです。
また、外気温に対して車内の温度がどのくらいになるのか把握しておくと、服装や寝具の調整もしやすくなります。
タニタ 温湿度計 TT-580
タニタのTT-580は、グラフ表示の機能がついた温湿度計です。
温度は-9.9〜50.0℃、湿度は20〜95%が計測範囲です。そのほかに、時計と日付、曜日の表示もついてます。
ふつうの温湿度計では、そのときの温度、湿度しかわかりませんが、TT-580は過去7日間の温度と湿度をグラフ表示することができます。(14日分表示可能なTT-581もあります)
リツくん
温度、湿度をグラフで表示
温度グラフ
グラフ表示で1日の温度の変化がわかります。グラフも見やすいです。
操作もかんたんで、温度と湿度の切り替えと、矢印のボタンでグラフを表示する日付を選べます。
湿度グラフ
湿度も1日のなかで大きく変わっています。熱中症の予防や結露対策として換気の目安になります。
車内が乾燥するときは濡れたタオルを干したりしますが、本当に湿度が足りているのかどうかもわかりますね。
リツくん
スタンド、フックで設置
本体にスタンドとフックが内蔵されています。
背面のスタンドを広げて立て掛け。
フックはスライド式です。S字フックなどを使って掛けられます。
リツくん
電池
電源は単4電池 x 2本です。どこでも手に入るので困ることもないですね。
おしいところ
とてもよくできた温湿度計ですが、クルマのなかで使うのにはおしいところもあります。
- バックライトがない
- マグネットがない
- アラーム機能がない
バックライト(照明)がないので、暗いところでは見づらいです。
マグネットで貼り付けられる温湿度計も多いですが、TT-580は、スタンドとフックだけなので何か工夫する必要があります。
時計表示があるので、アラームもついていたら便利に使えそうですよね。
あえて悪いところもあげてみましたが、それ以上に、温湿度の変化がグラフ表示できるのはよいところです。
さいごに
グラフ表示機能の付いた温湿度計、タニタ TT-580を紹介してきました。
スマホで温湿度をグラフ表示できる製品もありますが、単体で使える方がやっぱり便利ですね。
おもに冬の結露を減らすための換気の目安として購入しましたが、体調管理や寝具や服装の調整など、いろいろと役に立ってくれそうです。