クルマにLEDダウンライトを取り付けたときに、調光器を加工してボリュームノブをパネルマウント(薄い板に取り付け)できるようにしましたが、読者の方から「どうやってやるの?」と、質問をいただくことが多いので記事にしました。
比較的かんたんに加工できる調光器が見つかったので、参考になれば幸いです。
どうして調光器を加工をするの?
そもそも「どうして調光器を加工するの?」といわれると、調光器が車内のイメージに合わないから見えないところへ取り付けたいというのが理由です。
調光器を加工すると、好きな場所にボリュームノブだけを取り付けることができるようになります。調光器をそのまま付けるよりスッキリしますね。
配線の延長加工に向いてそうな調光器
以前、クルマにLEDダウンライトを取り付けたときに使った調光器は、もともと付いているボリューム(可変抵抗器)が再利用できなかったりして加工が大変なので、簡単にできるものを探してみました。
NV200 調光付きLEDダウンライトを板張りした車の天井に取り付け車の天井に調光付きLEDダウンライトを取り付けました試しに買ってみたのが、キャンピングカーでときどき見かけるタイプの調光器です。
販売元で価格差がけっこうありますが、買ったのは500円くらいの激安品です。安すぎて不安になりますね。
調光器の分解
さっそく分解してみます。
ノブを外してみると、ボリュームはパネルマウントできるタイプでした。
中身はこんな感じです。
配線の延長加工
ボリュームに3本の線がつながっています。太さは0.2sqくらい?
手持ちのリボンケーブルを使って延長してみました。
動作をチェックするだけなので、はんだ付けしましたが、実際に加工するときはカプラーを使うと便利です。
動作をチェック
12VのACアダプタとLEDダウンライトをつないでテストしてみると、特に問題なく動作しました。
手持ちの配線をそのまま使ったのでかなり長めですが、ノイズなどの影響で問題が起きることもあるので、配線はできるだけ短くしてください。
調光の様子を動画にしてみました。
調光器、部品について
今回使った調光器は、Amazonや楽天などいろいろなサイトで同じ形のものが販売されています。
外観は同じように見えますが中身の回路は違う可能性が高いです。
ただ、ボリュームはどれもパネルマウントのタイプが使われていると思います。もし違ったらゴメンナサイ。
今回はチェックするために購入したので安いものにしましたが、電気を使う部分なので、できるだけ信頼性の高そうなものを選んでください。
配線は、0.3sqくらいのリボンケーブルや、柔らかめのキャブタイヤを使って、カプラーで切り離せるようにすると引き回しが楽にできますね。
ボリュームノブを付けるパネルは、アルミやプラスチックなど好みの素材で作ってください。
リツくん