LEDダウンライトの調光器を加工して、ボリュームノブを好きな場所に取り付け

LEDダウンライトの調光器を加工して、ボリュームノブを好きな場所に取り付け

クルマにLEDダウンライトを取り付けたときに、調光器を加工してボリュームノブをパネルマウント(薄い板に取り付け)できるようにしましたが、読者の方から「どうやってやるの?」と、質問をいただくことが多いので記事にしました。

比較的かんたんに加工できる調光器が見つかったので、参考になれば幸いです。

どうして調光器を加工をするの?

そもそも「どうして調光器を加工するの?」といわれると、調光器が車内のイメージに合わないから見えないところへ取り付けたいというのが理由です。

LEDダウンライトの調光ノブ

調光器を加工すると、好きな場所にボリュームノブだけを取り付けることができるようになります。調光器をそのまま付けるよりスッキリしますね。

配線の延長加工に向いてそうな調光器

以前、クルマにLEDダウンライトを取り付けたときに使った調光器は、もともと付いているボリューム(可変抵抗器)が再利用できなかったりして加工が大変なので、簡単にできるものを探してみました。

調光付きLEDダウンライトを板張りした車の天井に取り付けNV200 調光付きLEDダウンライトを板張りした車の天井に取り付け車の天井に調光付きLEDダウンライトを取り付けました車の天井に調光付きLEDダウンライトを取り付けました
LEDダウンライト用 調光器 12-24V 8A

試しに買ってみたのが、キャンピングカーでときどき見かけるタイプの調光器です。

販売元で価格差がけっこうありますが、買ったのは500円くらいの激安品です。安すぎて不安になりますね。

調光器の分解

さっそく分解してみます。

ダウンライト用調光器の分解

ノブを外してみると、ボリュームはパネルマウントできるタイプでした。

ダウンライト用調光器の分解

中身はこんな感じです。

配線の延長加工

ダウンライト用調光器 ボリューム配線の延長

ボリュームに3本の線がつながっています。太さは0.2sqくらい?

ダウンライト用調光器 ボリューム配線の延長

手持ちのリボンケーブルを使って延長してみました。

動作をチェックするだけなので、はんだ付けしましたが、実際に加工するときはカプラーを使うと便利です。

動作をチェック

ボリュームの配線を延長して加工した調光器のテスト

12VのACアダプタとLEDダウンライトをつないでテストしてみると、特に問題なく動作しました。

手持ちの配線をそのまま使ったのでかなり長めですが、ノイズなどの影響で問題が起きることもあるので、配線はできるだけ短くしてください。

調光の様子を動画にしてみました。

調光器、部品について

今回使った調光器は、Amazonや楽天などいろいろなサイトで同じ形のものが販売されています。

外観は同じように見えますが中身の回路は違う可能性が高いです。

ただ、ボリュームはどれもパネルマウントのタイプが使われていると思います。もし違ったらゴメンナサイ。

今回はチェックするために購入したので安いものにしましたが、電気を使う部分なので、できるだけ信頼性の高そうなものを選んでください。

配線は、0.3sqくらいのリボンケーブルや、柔らかめのキャブタイヤを使って、カプラーで切り離せるようにすると引き回しが楽にできますね。

ボリュームノブを付けるパネルは、アルミやプラスチックなど好みの素材で作ってください。

リツくん

ダウンライトや調光器を取り付けるときは、安全には十分配慮して作業してください。
注意
本記事は調光器の加工を推奨するものではありません。 調光器の利用や加工により不利益や損害が生じましても一切責任は負いません。 加工をされる際は全て自己責任で行ってください。