NV200 スライドドア、クォーターパネル、バックドアの制振、断熱材の施工

NV200 スライドドア、クォーターパネル、バックドアの制振、断熱材の施工

スライドドア、クォーターパネル、バックドアに、制振材と断熱材の施工をしました。

施工後は、ロードノイズの低減や、断熱効果など、多少効果が出たように感じます。

使った制振材、断熱材

エーモン 制振シートスタンダード2360

エーモン 制振シートスタンダード2360

制振材は、ドアアウターパネル用の、エーモンの制振シートスタンダード2360を使いました。

エーモン 制振シートスタンダード2360

車の天井の制振は、停車中の雨音の対策になりますが、ドアパネルやクォーターパネルの制振は、停車中は特に効果がないのと、あまり量を使うと車が重くなるので、短冊状にカットしてポイントで貼り付けることにしました。

ルーフの制振、遮熱、断熱の施工NV200 ルーフの制振、遮熱、断熱材の施工

東レペフ

東レペフ

断熱材は、ルーフの断熱にも使った、10mm厚の東レペフを使いました。

スライドドア

制振材の施工

NV200 スライドドアの防水スクリーン

スライドドアの中は雨水が入るので、スクリーンが張ってあります。一度、スクリーンを剥がして、制振材を貼りました。

スクリーンはブチルゴムで付いているので、ヘラなどでなるべく除去して、残ったブチルゴムは、シリコンオフパーツクリーナーで溶かすようにするときれいになります。

リツくん

服に付くと取れないので、気を付けてください。
NV200 スライドドアに制振材施工

ドアパネルを脱脂して、制振材を貼り付けていきます。

脱脂はシリコンオフなどを使って、しっかりしないと制振材が剥がれやすいです。

NV200 スライドドアに防水スクリーン貼り付け

制振材を貼ったら、スクリーンを張り直します。

スクリーンについたブチルゴムは取るのが大変なので、適当な厚手のビニールを使って張り直しました。

タカダ ブチルテープ スワンボンド 9500

ブチルテープは、スワンボンドNo.9500を使いました。5m巻きだと、左右のスライドドアにスクリーンを張っても余裕がある長さです。

断熱材の施工

スクリーンが張ってあるように、ドアノブの隙間などから雨水が入るので、ドアの中に断熱材は入れない方がよさそうです。

リツくん

スクリーンを外した状態で洗車機にかけたら、そこそこ水が入ってきました。
NV200 スライドドアに断熱材施工

断熱材の東レペフをドアパネルの形状に合わせてカットして、ビニールと羽目板の間に入れることにしました。

使ったのは、接着剤付きの東レペフですが、羽目板で挟んで固定しています。

MEMO
ドアの中に断熱材を入れる場合は、ビニールでくるんだりして、水の抜け道を確保すれば、カビやサビの心配はないと思います。

クォーターパネル

制振材の施工

NV200 クォーターパネルに制振材施工

パネルを脱脂して、制振材を貼り付けていきます。

NV200 クォーターパネルに断熱材施工

クォーターパネルは雨水は入らなそうなので、制振材を貼った上から東レペフを貼り付けました。

手を入れづらいですが、なるべく奥の方まで東レペフを貼りました。

ここは、余裕があればグラスウール系の断熱材をもっと入れてもよさそうです。

車中泊、キャンピングカーに適した、断熱材、制振材の考察

バックドア

制振材の施工

NV200 バックドアに制振材施工

バックドアも脱脂して、制振材を貼り付けていきます。

断熱材の施工

NV200 バックドアに断熱材施工

バックドアはスクリーンは張ってありませんが、ガーニッシュの隙間などから水が入る可能性がありそうです。

隙間に断熱材を入れたくなりますが、スライドドアと同じように、トリムパネルとドアの間に東レペフを挟むことにします。

スライドドアと同様に、東レペフを切りだして、羽目板の間に入れて挟んで固定しました。

制振材、断熱材の効果

エーモンの制振材は、合計で3枚使いました。2.2kg程の重量増です。

ドアを閉めたときの音は、重い音に変わりました。走行中の騒音も少し静かになったような気がします。

断熱材は、隙間なく全面に貼ることができないので、効果はそこまで高くはないと思いますが、細かな積み重ねが効くことに期待します。

リツくん

バンは鉄板むき出しの部分が多いので、そこから伝わる冷気も多いです。